学園紹介/学園の特色
- 在校生
- 卒業生
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- 看護科
- 高田さん
- 西陵高等学校(愛知県)卒業
患者さんを常に最優先に
考えることができる
看護師を目指したい!
セムイ学園を選んだ理由は?
医療ドラマが好きで看護師に興味を持ちました。高校生の時に看護師体験に参加し、患者さんに寄り添う看護師さんの姿を見て感動しました。入浴介助の体験をしたときの、患者さんの「ありがとう」の言葉と笑顔がとてもうれしくて忘れられず、看護師を目指すことを決意。災害看護に力を入れているという点に魅力を感じ、セムイ学園への入学を決めました。
学科はどんな雰囲気ですか?
グループワークを取り入れた授業がたくさんあり、話し合いや発表を行うことで自分の意見を積極的に言えるようになり、主体性を身につけることができました。また、たくさんのリフレクションをこなすことで、苦手としていた文章を書く力がつきました。技術試験前に自主練習をしていると、先生が授業時間外にも関わらず指導してくださるので前向きな気持ちで頑張れます。
印象的な授業は?
学生同士で看護師役と患者役になり、バイタルチェックや足浴・手浴などを行う「看護における観察」「臨床判断と看護技術IV~清潔~」は演習メインで、看護師に少しずつ近づいていることが実感できます。「英語」の授業は、看護の専門用語を中心とした内容でとても楽しく、現場に出た時にすぐに使えるようになりたいです。
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- 臨床工学科
- 楠本さん
- 木本高等学校(三重県)卒業
将来の目標は、
患者さんや周りのスタッフから
頼られる臨床工学技士になること
セムイ学園を選んだ理由は?
新型コロナウイルス感染症のニュースでECMO(エクモ)を知り、医療機器について興味が湧き、臨床工学技士という職業を知りました。機械だけでなく患者さんとも向き合えることから、この仕事がしてみたいと思いました。何度も参加したオープンキャンパスでは、先生が親身に接してくださり「ここなら安心して授業を受けられる」と入学を決めました。
学科はどんな雰囲気ですか?
オープンキャンパスで感じた通り、先生がまるで本当の親のように面倒をみてくださいます。地元を離れて「うまくやっていけるかな」と学校生活について不安な気持ちがありましたが、学生一人ひとりの相談にのってくれる優しい先生方のおかげで、生活面に不安なく、勉強に集中できています。
印象的な授業は?
教科書で学んだ知識を実習で詳しく学ぶ「基礎医学実習」は、初めて行う実習、レポート作成ということもあって大きく印象に残っています。特に解剖実習は、実際に目で見て人体構造を学ぶことができたため、他の科目内容にもつながる大切な授業となりました。また、「電気工学」は電気回路を熟知するうえで、とても重要な授業となっています。
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- 理学療法科
- 三木さん
- 飛騨高山高等学校(岐阜県)卒業
誰からも信頼される、
患者様が安心できるような
理学療法士になりたい
セムイ学園を選んだ理由は?
高校で女子バレーボール部のマネージャーをしていた時にケガをした部員のために何か役に立ちたいと思い、さらにケガをした人や障害のある人のためになる知識を得たいと強く思うようになったことが理学療法士を目指すきっかけです。本校へは、サブノートや模試など1年生から国家試験対策に力をいれていることに魅力を感じて入学を決めました。
学科はどんな雰囲気ですか?
グループワークが多いので、クラスの仲間と教え合いながらお互いに知識を高めることができます。実際に入学してみてオープンキャンパスで感じた通り、先生方の明るい雰囲気とサポートがあるアットホームな環境。先生との距離が近いので、わからないところがあっても質問しやすく、学生一人ひとりに親身になって教えてくださいます。
印象的な授業は?
「物理療法」の授業では、実際に病院で使用する器械を使って実習します。物理療法機器には、光や低周波で筋肉を刺激して痛みを和らげる器械や腰や首を牽引する装置などがあり、症状に合わせ使用して治療を行います。友だち同士で患者役・理学療法士役に分かれ、使用方法や効果について学ぶことができるため実践で役立つ力が身に付きます。
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- 作業療法科
- 大前さん
- 益田清風高等学校(岐阜県)卒業
患者さんの心と身体に寄り添い、
「あなたに出会えてよかった」と
思われる作業療法士になりたい
セムイ学園を選んだ理由は?
曾祖母の介護を近くで見ていて、小学生の頃から福祉・医療関係のボランティアに参加。その後、福祉系の高校に入学し作業療法士の職業に出会い、憧れを持ちました。本校を選んだ理由は、オープンキャンパスでの学校の雰囲気が良かったから!さらに、高い合格率、実際に見たサブノートで授業展開がイメージでき「ここで学びたい」と思いました。
学科はどんな雰囲気ですか?
学科のみんながとても仲が良く、明るい雰囲気があります。そして、先生方も明るく優しくて、学生一人ひとりに親身になって目をかけてくださいます。どの科目も先生手作りのサブノートがありポイントがわかりやすく押さえられていること、国家試験問題に数多くチャレンジすることで理解が深まり、毎日楽しく授業を受けることができます。
印象的な授業は?
「基礎作業学各論」では陶芸・革細工・木工・トルコ風アロマランプなど普段は経験できないものづくりを通して作業の楽しさや難しさ、アイデアを考える想像力の必要性を知りました。そして「基礎作業学概論」で、ものづくりの作業が身体・精神機能にどのように働きかけているかを理解することができ、ただ作るだけで終わらない学びが楽しいです!
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- 柔道整復科
- 水野さん
- 西陵高等学校(愛知県)卒業
柔道整復師として
スポーツと福祉の両分野で
活躍していきたい
セムイ学園を選んだ理由は?
水泳で腰や肩を痛めることが多く、通っていた接骨院の先生の親身な支えが柔道整復師を目指すきっかけになりました。そして、柔道整復師が機能訓練指導員として介護施設でも働くことができると知り、より一層なりたいと思いました。本校への入学は、NSCA認定校で柔道整復師とパーソナルトレーナーのWライセンスの取得に魅力を感じたからです。
学科はどんな雰囲気ですか?
朝から実習室を開放して実技科目の練習につき合ってくれたり、授業では先生の臨床での経験を交えて教えてくれたりと、先生方が親身になってサポートしてくれます。また、わからないところを聞くと、授業以上に丁寧にわかりやすく説明してくれるので、疑問点はその日のうちに解決して次の授業に取り組むことができます。
印象的な授業は?
エコーで骨や筋肉、靭帯の状態を調べることができるということに衝撃を受けた「パーソナルトレーニング」の授業です。学生同士でお互いのエコーを撮り合うことで、人体の構造を確認でき、解剖学の勉強にもなりました。「臨床柔道整復学IA・IC」では、骨折の仕方や部位、程度によって治療法が違うなど、ケガ1つを学ぶだけでも奥が深いなと感じました。
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- 言語聴覚科
- 清瀬さん
- 関西外国語大学(大阪府)卒業
常に学び続ける姿勢を持ち、
患者さんにとってより良い
リハビリをしていきたい
セムイ学園を選んだ理由は?
言語聴覚士を目指すきっかけは、自身の入院の経験からです。口から食事を摂ることができない辛さを体験し、好きなものを食べる、家族や友人と話すという生活をするうえでの楽しみや豊かさを取り戻すための支援をしたいと思いました。本校へは、小児の言語訓練ルームがあり、子どもと関わりながら演習ができるという点に惹かれて入学しました。
学科はどんな雰囲気ですか?
オープンキャンパスで先生や在校生の方に親しみやすい雰囲気を感じ、とても魅力的な学校だと思いました。入学してみて、先生には何でも相談できる環境なので、安心して学生生活を送ることができています。また、大卒以上の方が対象の学科のため社会人経験があるクラスメイトが多く、いろいろな経験談を聞くことができ、刺激になっています。
印象的な授業は?
授業は座学ばかりでなく実践的な授業が多くあり、体験して覚えながら専門知識やスキルを身に付けられます。「言語発達障害II」では、実際に校内の訓練室に通っている子どもたちに訓練や検査を行うため、自然と子どもに接する姿勢が備わるのも魅力です。失語症のリハビリに必要な知識と技術は「失語症II」の授業で学ぶことができました。
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- 歯科技工士科
- 清水さん
- 豊田東高等学校(愛知県)卒業
歯科技工士は
たくさんの人たちを
笑顔にできる素敵な仕事
セムイ学園を選んだ理由は?
小学生の時の矯正治療をきっかけに歯科技工士に興味を持ちました。細かい作業が好きで得意を活かせること、患者さんに素敵な笑顔をつくるためのサポートをしていきたいと思ったことから、目指すことに。本校を選んだのは、選択制ゼミでの幅広い学び、オープンキャンパスで先生が親身に相談にのってくださったことが決め手でした。
学科はどんな雰囲気ですか?
実習では、わからないところがあると周りの友達に聞いて教えてもらいながら取り組め、困った時には助け合いながらの、良い環境で学習することができます。そして、先生方には細かくチェックしていただけるので、しっかりした技術を身に付けることができます。手厚い個別のサポートも受けられるので、安心して実習に臨めます。
印象的な授業は?
歯科技工で使用する材料が条件によってどう性質が変わるのかを実験する「歯科材料の研究実習」は、歯科材料と歯科技工の技術を使ってネームプレートやフロスケースなどを製作することもある楽しい授業です。また、歯科医師など外部の先生から臨床現場の話を聞くことができる授業もあり、現場の様子を知ることができるのが魅力です。
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- 救急救命科
- 棚瀬さん
- 長良高等学校(岐阜県)卒業
現場に来てくれたのが
あなたで良かったと思われる
救急救命士になることが目標
セムイ学園を選んだ理由は?
祖母が病気で倒れた時に、迅速かつ丁寧に処置してくださった救急救命士の方の姿を見て、「私も助けを求める人を救いたい」と思うようになりました。オープンキャンパスでの先輩の救命活動のデモンストレーションの素晴らしさに感動し、レベルの高い教育を受けられると思ったのが本校への入学の決め手で、さらに、2年間で資格取得を目指せるということにも魅力を感じました!
学科はどんな雰囲気ですか?
救急救命士として経験豊富な先生からは救命現場でのリアルな話、医療従事者の先生からは医療現場の話を聞くことができるので現場に基づいた知識を得られることができ、現場意識が高まります。先生は優しく話しやすい方ばかりなので、わからないところは聞きやすいですし、理解するまでとことん教えてくださいます。
印象的な授業は?
解剖スケッチでは臓器の位置や形を立体的に捉えることができ、解剖実習では実際に診て触ることにより臓器の動きを正確に捉えることができ、生命に対する倫理観も育てることができました。「シミュレーション」では体を動かしながらの学習のため、現場での動きを想像しやすく、座学での学びと結びつけることができるのが楽しいと感じます。
東海医療科学専門学校
看護師
- 関口さん
- 総合病院(愛知県春日井市)ICU勤務
希望していたICUに入職。
急性期を学び、将来は認定看護師を目指したい!
看護師になろうと思ったきっかけは何ですか?
進路について考えた時に「国家資格を取得したい」「人の役に立つ仕事がしたい」と思い、医療職について調べ始めたのがきっかけです。医療職もいろいろありますが、なかでも看護師は対応する患者さんの年代や業務内容の幅が広いこと、一番近くで患者さんの状態を把握できる存在であることに魅力を感じ、看護師になりたいと思いました。また、診療科はもちろん、医療機能(急性期・回復期・慢性期など)も様々あるため、幅広いキャリアに挑戦できるのも魅力だと思いました。
仕事のやりがいを教えてください
専門学校時代に実習でICU(集中治療室)の現場に出会い、急性期医療に携わりたいと考えていました。希望通りにICUへの配属となり、現在はバイタル測定や観察、医療機器類の異常の報告、清潔ケア、体位交換などを行っています。まだ入職して1年目なので、先輩方に教えていただくことが多いですが、患者さんのことを第一に考えて何かできる事はないかと率先してケアの提案をすることを心掛けています。また、ICUでは人工呼吸器などにより、せん妄状態を引き起こす場合があるため、積極的に声かけをすることを大切にしています。患者さんの頑張りに看護師、多職種が関わっていくことで笑顔が見え始め、日常会話ができるようになるなど快方に向かっていくことにやりがいを感じます。将来は、経験を積み勉強を重ねて「認定看護師」の資格を取得したいです。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
アクティブラーニングを取り入れた学習方法で主体性が身につき、アサーティブ・コミュニケーションの癖がついたことで周りとのコミュニケーションが円滑に行えています。主体的に調べて・考えるという学習姿勢が身についているので、疑問に思ったことはその場で質問したり、自分の範囲内でできる事を探して行動に移したりしながら一つひとつできることが増えました。また、放課後に自主的に居残って実技の勉強をすることができる環境もとても良かったと思います。先生方も指導に入ってサポートしていただいたので技術力がアップしたこと、リアルな看護現場の話が聞けたことは私の財産になっています!
受験生へのメッセージ
看護師に必要な知識や技術をアクティブに学びたい、身につけたいという方にはオススメの学校です。グループワークが多く、「人間力」を高められる環境も魅力的です。どこで学ぶかではなく、自分がどう学んで何を得るかが大切です!在学中に、患者さんのことを第一に考えて、当たり前のことが当たり前にできる力は身につけておくといいですよ。学生生活もプライベートも楽しみながら、理想の看護師を目指して頑張ってください!
臨床工学技士
- 小島さん
- 総合病院勤務(愛知県豊橋市)
正確さ、冷静な判断力を兼ね備えた臨床工学技士になれるよう
頑張っていきたい!
臨床工学技士になろうと思ったきっかけは何ですか?
幼いころから医療ドラマが好きで、人を助ける、救う仕事ってカッコいいなと思いながら見ていました。その影響から、将来は医療関係の仕事に就きたいと考えるようになりました。
もともと興味のあった「医療」と好きな機械いじりの「工学」を活かせる仕事はないかと思い調べたところ、臨床工学技士という職業があることを知りました。医療機器の操作・管理・保守などをしつつ、患者さんをはじめ医師や看護師とも関わりながら仕事ができるので、人とも関わりたいなと思っていた自分にピッタリの仕事だと思い、臨床工学技士を志しました。
仕事のやりがいを教えてください
現在、人工呼吸器の操作や保守点検、透析を行うための血液浄化装置の操作や管理、在宅人工呼吸器の導入・指導などを行っています。様々な患者さんに接する機会がありますが、特にICUは、生命が危険にさらされている重症な方が多く、急激な変化が起きやすいところ。モニター機器を見て血圧の変化や患者さんの状態にしっかりと目を向けながら操作に努めています。また、ECMOの操作では、1分1秒を争う状況の中で正確さが求められるなど常に緊張感を保ちながらのハードな仕事ですが、医師から今後の治療方針について意見を求められることもあり、提案した意見が採用され信頼を得られた時にはとてもやりがいを感じています。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
学校では様々な医療機器を扱う実習が多く、構造や動作をしっかり学ぶことができました。そのため、就職後に使用するメーカーや機種が違っても、イメージがつきやすかったです。先生がメーカーにお願いして最新の機器を持ってきていただくこともあり、触れることができました。とくに、授業で教科書に載っていないような話が聞けたり写真を見たりしたことで、実習前に現場を知ることができました。また、先生方には、あいさつ、マナー、身だしなみをはじめとした基本礼儀を普段からしっかり指導していただいたため、院外から来院されるメーカーさんとの関わりでも不安なく接することができています。
受験生へのメッセージ
イチから丁寧に指導していただけるので、理数系が苦手だけど臨床工学技士になる道をあきらめたくないと思っている方にもピッタリな学校だと思います。臨床工学技士の業務は大きく透析、呼吸器、人工心肺の3つに分けられます。学生時代に興味のなかった分野でも、就職後に携わりたいと思える時が来るかもしれませんので、基礎知識はしっかり身に付けておくことをおすすめします。国家試験対策や実習など大変ですが、様々なレクリエーションが企画されているので、学生生活を存分に楽しんでください!
臨床工学技士
- 恒川さん
- 総合病院(愛知県名古屋市) 臨床工学室 臨床工学課勤務
工学、医学の両方を学び、患者さんの役に立てる。それが最大の魅力。
臨床工学技士として、病院内で主にオペ室業務、透析業務に携わっています。
手術室に入るオペ室業務では、手術中の患者さんの血液の回収などを行います。最初にオペ室に入った時は、何が行なわれていて、自分が次に何をして良いかわからないことも多かったですが、一年ほど経験したことで、今はかなり慣れて手際よく業務を行うことができるようになりました。
業務の8割を占める透析業務は機器の設定などを通して、患者さんと直接触れ合える場面です。透析には様々な症状の患者さんが訪れます。やっぱり患者さんの状況が透析により改善されていくのを見られるのが喜びです。患者さん個人に合わせた透析ができるようにと心掛けています。
理学療法士
- 山口さん
- 総合病院勤務(愛知県一宮市)
患者さまの不安を取り除き、信頼される関係になれたとき、
やりがいを感じます
理学療法士になろうと思ったきっかけは何ですか?
幼い頃から介護福祉士になりたいと思っていたので、介護福祉士の資格が取得できる高校へ進学しました。そこで、介護実習の時に利用者さまのリハビリをサポートする理学療法士という仕事があるということを知りました。理学療法士の方が利用者さまとコミュニケーションを取りながら動作練習を行っているのを見て、私も利用者さまが、できることが少しずつ増えていくようなサポートをしたいと思いました。そして、介護福祉士と理学療法士の2つの資格を取得すれば、より広い視野でたくさんの人たちを支えられるかもしれないと考え、理学療法士を目指すことを決意しました。
仕事のやりがいを教えてください
私は現在、急性期病棟で呼吸器や血液内科疾患の患者さまを担当しています。治療が最優先となるため、治療の妨げにならないようにしつつ、リハビリを継続してもらえるよう患者さまの気持ちやペースを大切にしながら、ラポール形成(信頼できる関係性)に取り組んでいます。安心して自宅に帰れるように、リハビリの目標を決めていくのですが、患者さまの中にはリハビリを嫌がる方が少なくありません。そんな時は「トイレに行くために、ここまで歩けるようになろうね」と、近い目標を立てて、少しでも前向きになれるリハビリプランを考えます。そうすることで少しずつ信頼関係ができ、不安を打ち明けてくださったりして。「桃ちゃん、あなたで安心するわ」と言われると、とても嬉しい気持ちになります。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
先生方が普段から醸し出すユーモアのある話し方や、ふとした気遣いなど、リハビリ職として大切なことを自然と学べたと思います。もちろん厳しい時もありましたが、私たちのために時間を惜しまず、教えていただきました。臨床実習前のセミナーでは、実習に持っていくと役立つという本であったり、必要な知識はメモ帳に貼って持ち歩くと便利だということだったり、私たちが現場で困らないようにポイントをいくつも教えてくださいました。そのおかげで、私は臨床現場での戸惑いを減らすことができました。その時にまとめたメモ帳を新人の頃は持ち歩いていて、今でも大切にしています。勉強以外にも、たくさん友だちを作り、たくさん遊んで思い出も残る充実した3年間を過ごせました!
受験生へのメッセージ
最終的に国家試験に合格しないと理学療法士として就職できません。だから、毎日の復習や実技勉強がとても大事になります。勉強は大変ですが、同じ目標に向かって頑張っている仲間がいるので、楽しく勉強できますよ。また、学生時代は勉強も大切ですが、医療現場ではチーム医療が必要とされているため、いろいろな方と関わり仲間を作る力を育んでほしいですね。そして、人のために働く仕事なので、日頃から仲間を大切にし、思いやりのある言動を心掛けてください。私もまだまだ未熟なので、もっと成長したいと思います!
理学療法士
- 伊藤さん
- 総合病院(愛知県海部郡)リハビリテーション科勤務
一歩一歩患者さんとの信頼関係を築いていきます。
患者さんと日々接する中で、いろいろなことを教えられています。ケガの完治や社会復帰を任されているのですから、責任も強く感じます。リハビリでは患者さんの病状や身体機能、精神面などを評価し、より有効的な治療プログラムを考えていきます。知識や技術はもちろんですが、患者さんのことをしっかりと見て、信頼関係を築くことが第一歩。なによりも大切にしているのはコミュニケーションです。患者さんはそれぞれに不安や悩みを抱え、入院しておられます。そんな入院生活が少しでも楽しく充実したものになるようにも心がけています。元気になられ、そして自宅や社会へと復帰される時には、感動や喜び、やりがいを強く感じることができます。
作業療法士
- 草皆さん
- 総合病院(愛知県北名古屋市)リハビリテーション科勤務
対象者の幅を広げて、
自分の引き出しを増やしていきたい!
作業療法士になろうと思ったきっかけは何ですか?
小学生の頃から身体の仕組みに興味があり身体に係る展示会などに足を運んでいました。 そんな興味から将来は医療系へ進みたいという想いが湧き、高校の進路選択の授業で作業療法士と理学療法士という職業があるということを知りました。どちらもリハビリテーションに関わる仕事ですが、身体機能面以外に精神分野の部分、心に寄り添い楽しみながらリハビリができるという観点から、作業療法士に魅力を感じて目指すことに決めました。
仕事のやりがいを教えてください
私は病院の回復期病棟で、主に高齢者の方の作業療法を行っています。担当患者さんが決まるとまずは、申し送りやカルテを確認。理学療法士と一緒に評価を行い、リハビリ内容を決めます。そして、問題となる動きに合わせて作業療法へ介入します。例えば、つまむ力が弱い方には粘土や紐結びで楽しみながら、少しずつできることを増やし在宅復帰を支援していきます。仕事で心がけているのは、出来たことを褒めるということ。褒める声がけは、リハビリのやる気に繋がるので大切にしています。精神面からも支えるというのは大変なことも多いのですが、患者さんが回復して「ここまで動けるようになったのは、みなさんのおかげです」と仰っていただけると嬉しくなります。これからはもっと様々な対象者と関わりながら、作業療法士としての幅を広げていきたいです。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
患者さんに合った評価や介入方法などを選択することは、とても難しく立ち止まりそうになることがあるのですが、そんな時に役立っているのが学校で使用していた「サブノート」です。それぞれの科目ごとに要点がまとめられている先生の手作り教材で、さらに授業中に聞いた大事な情報を自分で書き込めるようになっているというもの。何十冊も手元にあり、それは患者さんのリハビリを計画する上でのヒントになっていて、卒業した今でも大切に使っています!そして、実際の臨床現場さながらの緊張感があった実技試験。そこで培われた評価の正確性や丁寧な声がけは、実際の臨床場面でもとても役立っています。
受験生へのメッセージ
セムイ学園の作業療法科の特徴である、手作り作品の創作活動「手作りテーション」など、楽しみながら学んで、実践力を身に付ける授業がたくさんあります。専門科目は基本的に覚えることが多いので、日々の小テストで理解度を確認し、授業でわからなかったことは積極的に質問することをおすすめします。どの先生方も丁寧に教えてくれます。人見知りな私でも気軽に聞くことができる、親しみやすい先生ばかりなので安心ですよ。まずはオープンキャンパスに参加して、本校のにぎやかな雰囲気を確かめに来てください!
作業療法士
- 杉浦さん
- 総合病院(愛知県豊川市)リハビリテーション科勤務
セムイ学園で教えられた患者様一人ひとりの「個性」の大切さを現場でも実感しています。
患者様一人ひとりに寄り添うことは、簡単なことではありません。そんな時、私を支えてくれるのは、学校で教えられた「個性」ということです。例えば「手作りリテーション」の授業では、同じものを作っても、人それぞれに違うものができます。同じ疾患を持った患者様でも、症状や悩みはそれぞれに違います。その悩みを一つ一つ乗り越えていく患者様に寄り添い、日々回復していく姿を実感した時、この仕事のやりがいを強く感じます。そして、「いつもありがとう」と感謝していただけると、心から嬉しい気持ちになります。私たちの仕事は、人と関わる仕事です。患者様はもちろん、そのご家族や他の職種のスタッフなど、人と人との信頼感が大切になります。
柔道整復師
- 中村さん
- 整形外科クリニック(愛知県岡崎市)勤務
スポーツに関わる仕事がしたいと、この道に進むことを決意!
小学生の頃からプロ・サッカー選手を目指していましたが、中学生の時に大きなケガをした際にリハビリで柔道整復師と出会ったのがこの仕事を目指すきっかけになりました。
東海医療科学専門学校では、業界を代表する柔道整復師の先生が多くいらっしゃり、症例の多さはもちろん、解剖知識も豊富で、筋肉を触り分ける力が素晴らしく、学生時代にはとても勉強になりました。
働き始めてからは、患者さんの痛みやケガが徐々に回復していく姿を見ることが一番のやり甲斐です。また、ギブス固定などができることからどんどん任せていただける環境なので、日々成長していることを実感しています。
言語聴覚士
- 宮下さん
- 吃音相談室勤務(愛知県名古屋市)
「あの人のようになりたい」と目標に思ってもらえる
言語聴覚士を目指しています
言語聴覚士になろうと思ったきっかけは何ですか?
大学卒業後は、一般企業で働いていました。電話応対時に言葉の出づらさを感じ、その症状が「吃音(きつおん)」であることを知りました。いろいろ調べていくうちに、「話す・聞く・食べる」などで障害や悩みを抱えている人に対してケアを行う言語聴覚士という存在を知りました。そこで、自分と同じように吃音で悩んでいる人の力になりたいと思ったのが言語聴覚士を目指したきっかけです。また、当時入院中だった祖父も嚥下関連で言語聴覚士の方にお世話になっており、言語のリハビリから食事のリハビリまで幅広く関与できることにも魅力を感じました。
仕事のやりがいを教えてください
総合病院での勤務を経て、現在は吃音を専門とする福祉事業所で働いています。患者さんは、幼いお子さんから成人まで様々。元々、お子さんと関わることが好きだったこと、吃音症に悩む人の支えになりたいという思いがあったので、療育分野でとても楽しく働くことができています。ひとえに吃音といっても症状や考え方も人それぞれ。また、吃音の治療は確立されておらず、試行錯誤の日々です。通っていくうちに症状が改善されてきて「学校の発表会で上手に話せた」「練習の時のように上手く話せた」と子どもが笑顔で言葉をかけてくれることや、成長していく姿を見るのはうれしくて、やりがいにもつながっています。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
校内に言語発達障害サポートルーム「ひまわり」が併設されていて、1年次の後期に実際に施設を利用するお子さんと触れ合う授業がありました。訓練内容を自分たちで考え、実行していく過程の学びが、現在の仕事に活かされています。その授業でとても印象に残っていることは、先生から「患者さんのリハビリ内容が上手くいかなった時に、どうしてできないのだろうではなく、患者さんの状態に合わせた課題を出せなかったセラピストに問題があるということ。課題の提示に問題はなかったかどうかを振り返ることが大切」というアドバイスをいただいたことです。その視点が今でも私の仕事をする上の教訓となっています。
受験生へのメッセージ
社会人からの再進学は経済的な面もあり、なかなか勇気がいるかもしれませんが、セムイ学園には教育訓練給付金制度(専門学校実践教育訓練)があるので挑戦しやすい環境だと思います。大学を卒業した方が対象となる学科なので、社会人や主婦など年齢やキャリアの垣根を越え、互いに高めあいながら学べたのが楽しかったです。先生方もとても親身にサポートしてくださり、2年間安心して勉学に励むことができました。自信を持って皆さんにおすすめしたい学校です!
社会福祉士
- 柘植さん
- 社会福祉法人 児童福祉施設(愛知県東海市)勤務
子どもの笑顔と成長を間近に触れられることが、
この仕事の楽しさ!
社会福祉士になろうと思ったきっかけは何ですか?
大学の心理学部で学んでいて、臨床心理士を目指して大学院へ進むか、社会福祉士を目指して専門学校で学ぶか悩んでいました。その頃、児童館でアルバイトをしており、子どもたちやその家族に寄り添い、支えている社会福祉士の方の仕事にとても魅力を感じていました。その方は児童館の館長さんで、困っている家庭への支援をとても大事にされていて、地域における子育てを支える施設としての役割に情熱を持って仕事をしている姿に後押しされ、社会福祉士の道を目指すことに。家から通いやすく、昼間で1年間集中して学べるということから、東海医療科学専門学校への入学を決めました。
仕事のやりがいを教えてください
放課後等デイサービスで勤務し、障がいや発達に特性のある、6歳から18歳までの就学児童を支援しています。一人ひとりの特性に合わせた自立課題への取り組みを行い、最終的な目標である、将来、日常生活が円滑に進められるように、長所を活かして就労できるようにサポートすることが私たちの仕事です。子どもの様子の細やかな観察、学校の先生や保護者への聞き取りをもとに、好きなものや興味のあることを取り入れた自立課題で、成長していく姿を見るのはとても楽しいです。仕事で大切にしていることは、子どもたちと一緒に自分も楽しむこと!子どもたちが笑顔いっぱいで楽しい時間を過ごしながら成長していくことに、やりがいを感じています。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
実際に現場で働いていた先生の生の声はもちろん、児童養護施設の施設長の方など外部講師を招いての授業があり、教科書による知識だけでなく現実感ある話が聞けたことで、新しい知見を得ることができました。そして、頼れる仲間と先生の存在が1年間の私の支えになりました。先生方は、可能な限り学生の希望に沿えるように実習先を考えてくださったり、家族のように温かく接してくださり日頃の悩みも相談することができました。相手に寄り添う姿勢は先生方から自然と学ぶことができ、仕事をする上で大切にしています。勉強のために通うだけでなく、それ以上のものをこの学校で得ることができました。
受験生へのメッセージ
みんな、誰かに支えられ、支え合って生きています。勉強は大変ですが、この学校には支え合う仲間と先生がいます!一生懸命頑張って大変な時、困った時は迷わず周りを頼ってほしいです。その分、隣で困っている人がいた時には、優しく支えてください。社会福祉士として働いている男性職員はまだまだ少なく、同性介助、体力が必要な仕事があるところが多いので需要が高く、何かと頼りにされます。社会福祉士になるには社会人からでも遅くありません、皆さんのこれからを応援しています!
社会福祉士
- 伊藤さん
- コミュニティソーシャルワーカー(CSW)
この街に暮らして良かったと思える地域にしたい。
地域の皆さまや行政、関係機関と協働して、「住みやすい街づくり」に取り組んでいます。多くの方々との協力が不可欠な仕事のため、顔の見える関係づくりを意識しています。自分の住んでいる街を暮らしやすく変えていけることはやりがいのひとつ。1人でも多くの方が、この街で暮らして良かったと思える地域づくりをしていきたいです。
社会福祉士
- 飯島さん
- 職種 医療ソーシャルワーカー(MSW)
伝えることの難しさを痛感。
患者さんやご家族により良い支援をしたい。
私は高度急性期病院に勤務し、医療ソーシャルワーカー(MSW)として外来患者さんとそのご家族に接しています。 業務では伝えることの難しさや言葉の選び方に苦労しています。 また多くの社会保障制度があり、どの制度が患者さんにとって有益かを判断しなければいけない難しさも感じています。これから多くの患者さんとご家族との出会いがあると思います。様々な相談を受ける中で、患者さんやご家族により良い支援ができるように、自己研鑽に努めていきたいです。
東海歯科医療専門学校
歯科技工士
- 無田上さん
- 歯科技工所(愛知県名東区)勤務
一つひとつがオーダーメイドの
クリエイティブな仕事が楽しい!
歯科技工士になろうと思ったきっかけは何ですか?
子どもの頃から細かい作業が好きでした。小学生の頃はビーズでアクセサリーを作ったり、裁縫が得意だったり。出来上がった作品を褒められることが多くて、うれしかったです。この手先の器用さを活かせる仕事って何があるかなと考えた時に、歯科技工士という職業に出会いました。 自分が作った技工物でしっかり食べられるようになるという、裏方で支える縁の下の力持ち的存在で、人の役に立てるという点に魅力を感じて、歯科技工士になるための学校へ進学をしました。東海歯科医療専門学校は駅から近くて通いやすいと思いました。オープンキャンパスは5回ほど参加してみて、先生と学生の仲が良さそうな雰囲気を感じて入学を決めました。
仕事のやりがいを教えてください
専門学校を卒業後、入社して7年目になり、現在はCAD部門でクラウンやブリッジの設計を担当しています。設計のためのデータは、ラボに送られてきた印象(歯型)に石膏を流して歯型の石膏模型を作り、模型をスキャナーで読み込み、歯型のデジタルデータを元にCADソフトウェアを使って設計をしていきます。CADは操作に慣れれば自分のイメージするものを画面上で再現できるので、面白いです。周りがどういう形をしているのかなどを想像することが大事で、自分の設計したものが形となり「無調整でセットできました」「センスがいい」とお褒めの言葉をいただけるとうれしくてやりがいを感じますし、モチベーションも上がります。
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
歯の特徴などを彫刻やデッサンの授業を通して、とことん頭に叩き込んだことが今でも役に立っています。噛み合わせが難解な歯の設計では特に、対合歯や周りの歯の形状がどのようになっているのか、元々どういう歯だったのかを想像することが重要となってきます。基本を理解できないと良いものは作れないと思っているので、迷った時には必ずデッサンをして形や特徴をしっかりと捉えることをするようにしています。そして、歯科技工士は、精密さを求められる仕事です。授業で先生が細かく確認してアドバイスしてくださり、何回も繰り返し練習したことにより、精度の高い技工物を提供できるまでに成長することができたのだと感じています。
受験生へのメッセージ
国家試験合格に向けて、ポイントをおさえた授業や実技演習で効率よく学べるので、普段の授業をきちんと受けていれば確実に習得できます。また、先生が親身になって解かるまで教えてくれるので、安心です。卒業後に自分がどのように働きたいか積極的に情報を集め、イメージを持ちながら学生生活を楽しんでください!歯科技工士は、ライフステージが変わっても働き続けたい方におすすめの職業だと思います。しっかりと技術を身に付けて、職場で目標としている女性の先輩のように、思う存分仕事をしていきたいです。
歯科技工士
- 大畑さん
- 総合病院(愛知県丹羽郡)勤務
患者さんの役に立てることを感じ、毎日が充実した日々です。
歯科技工になろうと思ったきっかけは何ですか?
進路を迷っていたときに自分の得意なことを考えたら、細かなことをするのが好きだったことを思い出しました。
そこで歯科技工士という仕事を知り、まずはオープンキャンパスに参加してみようと思いました。
東海のオープンキャンパスに参加してみて、体験実習が楽しかったのと、職場見学で技工士さんが自分の手で補綴物を作る姿を見て感動し、この仕事を目指そうと決心しました。
仕事のやりがいを教えてください。
私は総合病院の歯科口腔外科に就職しました。
テック、コア、インレー、クラウン、ブリッジ、義歯修理など幅広く携わることができます。
全てを自分が最初から最後まで製作するので、「自分が作ったんだ!」よいう達成感があります。
また、病院ということもあり、急ぎで義歯修理と頼まれることもありますが、患者さんのために自分が役立てていることを身近に感じられることが、一番のやりがいだと思います。
今後の目標は?
今は先輩にいろいろ教えてもらいながら仕事をしていますが、自分で考えて自信を持って補綴物を製作できるようになりたいです。
また、卒業して勉強が終わりではなくて、現場に出てから勉強することがたくさんあります。
分からないことは自分で追求し、毎回自分の製作物の質を向上できるように日々努力していきたいです。
東海医療工学専門学校
救急救命士
- 沖田さん
- 名古屋市消防局 熱田消防署勤務
ライフスタイルが変わっても、
救急救命士として輝き続けたいです!
救急救命士になろうと思ったきっかけは何ですか?
私が救急救命士を目指したいと思ったのは、小学生の頃に父が心肺停止の状態で倒れた時に、救急救命士の方に助けていただいたことがきっかけです。懸命な活動により、父は社会復帰するまでに回復しました。そして、いつか私もこんなふうに人の命を助けたい、人のためになれるような仕事に就きたいと思いました。高校を卒業後は、大学へ進学。就職活動が近くなり、将来を考えた時に人の役に立てる仕事に就こうと考え「救急救命士」を目指すことを決意。父が専門学校へ入学したいという私の気持ちを後押しし、応援してくれたのが嬉しかったです。
仕事のやりがいを教えてください
24時間体制の交代勤務で消防業務と救急業務を兼務していて、日によって乗車する車輌が変わります。今はまだ先輩救急救命士のサポートとして主に、傷病者のバイタルサイン測定、現場や搬送先の病院へ向かう道のりを調べたり、局へ無線で報告・連絡をするなどの業務を行っています。私たちが向かう所には同じ現場はありません。現場では、自分の小さい頃に父親が搬送された時を思い返し、付き添うご家族の方へ温かく声をかけることを意識しています。体力的・精神的に大変なことも多いですが、出向中や署の前で子どもたちに手を振られると誇らしくもあり、やりがいを感じますね。将来は、ママさん救急救命士で活躍している憧れの先輩を目標に、生涯救急救命士として活躍したいです!
専門学校時代の学びは、今どのように活かされていますか?
特定行為や救急救命処置を学ぶ「処置法」、現場を想定した「シミュレーション実習」などの授業で学んだ症候が現場で診受けられた時には、どのような状況が体で起こっているのか想像できたので、本当に良かったと思っています。現場で活躍していた元救命救急士の先生が直接指導してくださり、知識豊富な方々から学べる環境があるのがこの学校の良さだと思います。さらに学生同士で教えあう風土が根付いていて、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨できるところも魅力です。そして、救急救命士の国家試験、公務員試験とモチベーションを落とさずに頑張れたのは、メンタル面でも励ましてくれた先生方のおかげです!
受験生へのメッセージ
働いてみて、体力的に大変な仕事だなとつくづく実感しています(笑)。学生時代から身体を動かして体力を強化しておくことは大切なので、筋トレなどでコツコツと体力づくりをすると良いですよ。また、試験に向けて覚えることがたくさんあり大変ですが、私は「間違えたノート」を作って繰り返し解く「ローラー作戦」で勉強したことが効果的だったと思います。参考にしてみてください!消防は経験が必要な業種なので1日でも早く即戦力として活躍したいなら、2年制で学べる当校はオススメです。
救急救命士
- 中路さん
- 名古屋市消防局勤務
「救える命を救いたい。」常に向上心を持って励んでいます。
私が小学校の時に祖父が脳卒中で倒れた時に、救急隊の方が迅速に対応して助けてくれました。また高校時代には、私自身が野球の試合中に頭を強く打って意識不明になり、救急隊の方に助けてもらいました。これらの体験がきっかけで救急救命士を知り、東海医療工学専門学校へ進学しました。
私が卒業する年は国家試験の内容が大きく変わり合格率が大幅に下がりましたが、教科書を繰り返し読み、学校の先生方のサポートも受けて猛勉強することで無事合格することができました。
消防官になると、まず消防学校で初任科教育を受けますが、ここで自分の体力のなさを痛感します。振り返ってみると体力強化のため、ひたすら走っていた記憶しかありません。その後、体力はつきましたが体重が10キロ近く減りました。
消防署に配属になると、24時間勤務(昼・夕の食事休憩各1時間、仮眠休憩6時間程度を含む)に慣れるのに時間がかかりました。初めて火災現場に出動した時は見たことのない大きな炎を目前にし、恐怖感を覚えました。
現在は消防業務と救急業務を兼務しています。救急救命士の特定行為(器具を用いた気道確保や薬剤投与など)を行うには、救急業務を定められた期間だけ行う必要があります。まだまだ時間がかかりますが、高校時代からずっと「救える命は救いたい。」という強い気持ちを持っているので、将来的には救急救命士の特定行為ができるようになりたいです。
これから入学する人には、まずは体力が勝負なので、少しずつでも日々体力増強に努めて下さい。学校にあるトレーニング器具を活用するのもよいと思います。また消防署に勤務すると出動以外の時間が十分あるので、時間を有効に使い自己研さんに励んで下さい。常に向上心を持って頑張って下さい。
(昼間課程)
人と人、人と社会をつなげ、
温かく包み込むような
社会づくりに貢献したい
セムイ学園を選んだ理由は?
ニュースで在留外国人の話題を耳にしたことをきっかけに、ソーシャルワーカーの存在を知りました。社会保障など生活課題への支援に携わりたい、彼らを温かく包み込む社会にしたいと考え、社会福祉士の道へ進むことを決めました。高い合格率と、大卒・社会人の経験を経てから同じ道を志す人たちと一緒に集中して学べることから、昼間課程を選びました。
学科はどんな雰囲気ですか?
格子の先生方から現場での豊富な経験をベースとした福祉の現状・課題についてたくさん話を聞かせていただき、福祉のマイルドなイメージが良い意味でガラッと変わりました。課題意識が高く、個性と人間味あふれる先生方がとても魅力的。何でも気さくに話してくださる雰囲気の良さから、学生同士がのびのびと言葉を交わせる環境ができているのだと感じています。
印象的な授業は?
「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」では、制度やサービスを通してでは見えない当事者の想いに寄り添い、ときには古きものを打ち破ることの大切さを学びました。前職での経験から「福祉サービスの組織と経営」の授業には関心があり、経営側の知識や視点を持つことは重要だと考え、これからも勉強を続けていきたい科目の一つです。